「戦え! ボクらのコロクンガー!!」
37.国際会議
そう見えなくてもここは国際会議場―――たとえ日本の国会と変化ないように思えても
きっと会場は外国なんですよ。スイスとかフランスとかイタリア辺りなんですよ(いい加減)。
司令が秋の国際会議に参加することはかなり前から決まってたのですが、参加を決めた夏ごろに
比べて状況は激変。BKは現れるし秀吉は裏切るしコロクンガーは1回破壊されたし、なんだか
満身創痍な日本支部。上の者はこーゆーときに全責任をひっかぶらなきゃならないからサァ大変。
部下の失態は己の失策、部下の裏切りは己の不始末、部下の油断は己の慢心。
つーわけで糾弾されること覚悟で司令は会議場に乗り込まねばならんのですなー。ちなみに議題は
迫り来る宇宙人の脅威についてであり、開催したのは世界連邦ではあるのですが、中枢はその下部に
属する防衛隊だったりします。取り沙汰されるのは各国の経済事情や環境対策ではなく、防衛隊の
首尾なのですよ。連邦内でもやや特殊な位置にある防衛隊、そこの幹部である司令に対して
日本政府は口出しできませんが、議場で同等の立場にいる幹部が口火を切ればそれに
留まりません。しかも今回、司令をいぢめる為のネタは充分です。彼のことを快く思わない連中も
日本にわんさかおりますので、事実上、孤立無援。どうなっちゃうんだろうなー………(遠い目)。